最近、Cubaseの左側のインスペクターと呼ばれる欄をカスタマイズできることに気づいたんですよ。
HALionとかKONTAKTとかのマルチアウト、あるいはドラム音源などをパラアウトした後
エフェクトのインサートや音量の調整するときにインスペクターがぐちゃぐちゃで
面倒だったのですが、とても快適になったので是非試してください。
使用DAWはCubase PRO 8.5で、それ以前のバージョンだとできたかどうかはわかりかねます。
1.インストゥルメントトラックのカスタマイズ
まずは普通のインストゥルメントトラックから。
適当に立ち上げます。
あ、画像の音源は所属サークルで作っているKONTAKT用のピアニカ音源です。
ご興味があれば是非(熱い宣伝)
画面左下に小さい歯車マークの設定ボタンが出てきます。
クリックすると設定画面が出てきます。
エフェクトやフェーダーを表示するインストゥルメントは必須として、
リアルタイム録音でトラックバージョンを複数用意する方はトラックバージョンを、
コードトラックを使う方はコードを、
奏法をエクスプレッションマップで書く方はエクスプレッションマップを、
MIDIのアルペジエーターなどを使う方はMIDI Insertsをなど
普段使用している機能だけを追加で表示させておくととてもスリムです。
デフォルト状態と上の画像の設定の時の比較。
とてもさっぱりしました。
上に書いた通り普段使う項目は適宜追加してお好みのトラックリストにしましょう。
2.マルチアウト時のカスタマイズ
こちらもやることは基本変わりません。
マルチアウトのやり方は各メーカーに解説があると思うのでそちらをご参照ください。
F11押してラックインストゥルメントからマルチ音源立ち上げてMIDI全出力して
KONTAKT 16outの場合はMIDIトラック8個立ち上げてKONTAKT内のOutputも割り当てて
KONTAKTは設定がちょっと面倒なので詳細はこちらのページで。
※インスペクターを設定するだけなら飛ばして構わないです
リネームなどはお好きなようにしていただくとして、次にMIDIトラックを選択。
そして1.と同じように左下の歯車マークをクリックして設定画面を開きます。
「MIDIトラックのインスペクター設定」と名前が変わっただけで一緒ですね。
これもインストゥルメントトラックと同様に設定します。
しました。
チョースッキリ。
※追記
右クリックでもいけました。
視覚的な情報量を必要最小限に絞れるので、混乱したりフェーダーがスクロールで見切れたりすることなくとても快適にインスペクターを使うことができます。
こういう些細なところからモチベーションや作業効率が変わってくるので是非試してみてください。
この記事へのコメント